インプラント

インプラントを通じて
食事や会話を楽しめるように

インプラント

”第三の歯”ともいわれるインプラント治療とは、失われた歯根の部位にチタン製の人口歯根を埋め込んで義歯の支えとし、欠損歯を補う歯科治療です。
歯が抜けたままにしておくと、両隣の歯は支えを失って傾きだし、次第に歯並び全体のバランスが崩れていきます。
ブリッジや入れ歯とは違って固定式であるため、元の健康な歯のように強い力で噛めるようになります。 見た目も健康な歯とほとんど変わりません。

当院のインプラント治療

歯がない個所を自分の歯のようにきれいに甦らせたいという方に向け、精度の高い治療成果を提供するために、当院のインプラント治療には以下のような特徴があります。

1CTスキャンを使用した綿密な治療計画

CTスキャンを使用した正確で安全なインプラント治療を行っております。
インプラント治療は平面的な情報だけではなくより正確で立体的な情報をどれだけ術前に取得で来てるかが、治療計画の精度を左右します。
CTからの情報はそのために非常に有用です。

2ストローマンのインプラントを使用

世界のインプラントシェアNo.1のストローマン(スイス製)の安心・安全なインプラントを適材適所で使用します。
シェア率の高い分実績数も多くメーカーによる10年保証がついているため、安心です。

3ガイデッドサージェリーでより安全に

当院では患者様の症例およびご要望に応じて、インプラント治療にガイデッドサージェリーを組み合わせています。ガイデッドサージェリーは、コンピューターを使って手術のシミュレーションを行い、それを基に特別な手術ガイドを作成する技術です。ガイデッドサージェリーがあれば、事前に計画した通りにインプラントを正確な位置・角度で埋め込むことができます。

当院では必須ではありませんが、安全性を高めたい方へ一つの選択肢として提案しています。

4骨が薄い場合もインプラントを受けられる

患者様の中には骨の量が少ないことから、インプラントが難しいと治療を断られてしまう方がいらっしゃいます。そのような患者様に向けて、当院ではインプラントを支えるための骨の量を増やす手法をご提案可能です。基本的にはインプラント治療の前処置となりますが、症例によっては手術と同時に行うこともできます。

5歯周組織と合わせて治療

当院では、インプラント手術を行う際は、事前に歯周病などのトラブルに対処するのが特徴です。インプラントを成功に導くうえで、口腔内が健康な状態であることは欠かせません。そのため、総合的な口腔の健康を追求する治療をご提案します。具体的な治療内容についてのご希望や質問があれば、お気軽にご相談ください。

インプラントの特徴

  • 01

    セラミック治療

    天然歯のように、装着後も噛み心地に違和感が少なく、食事や会話を楽しむことができるようになります。

  • 02

    自然な白さを再現できる

    上部構造にセラミックの被せ物を使用するため、天然歯に近い自然な白さを再現することが可能です。

  • 03

    他の歯を削らない

    部分入れ歯や、ブリッジのような歯を引っ掛けて固定するわけではないので、残存歯への負担はありません。

  • 04

    金属アレルギーの心配がない

    インプラント体は被せ物はセラミックなので、保険の詰め物(銀色の補綴物)のような金属アレルギーの心配がありません。

  • 05

    他の歯への負担がない

    1箇所ごとに1本埋入していくので、力のかかり方で健康な他の歯への負担が増えることはなく安心です。

インプラントとほかの治療法との比較

歯を失った際は、ブリッジ・入れ歯・インプラントなどの治療法が存在します。それぞれに良い点や慎重に考えるべき点があるので、患者様ご自身が適切な方法を選んでいただけるようサポートします。

名称 インプラント ブリッジ 入れ歯(義歯)
画像
噛みやすさ ★★★★
天然歯のようにむことができます
★★★
ある程度安定して噛むことができます
★★
保険のものはズレや違和感を覚える恐れがあります
喋りやすさ ★★★★
話しやすい
★★★
入れ歯よりは安定して話しやすい
★★★
保険のものはズレや違和感がある場合があります
審美性 ★★★★
1本づつ天然歯のように埋入されており、審美性は高い
★★★
セラミック製の補綴物であれば審美性は高い
★★
留め具(クラスプ)が見えたり、ずれなどが見える場合もあり、審美性は高くない
他の歯への負担 ★★★★
周囲の歯への負担はありません
★★
隣り合う健康な歯を削らないといけません また隣り合う歯がなければ利用することができません
★★★
保険の部分入れ歯の場合は留め具が隣り合う歯を傷つけてしまう場合もあります
治療コスト ★★
保険外のため多少高額に感じる場合がありますが 長期的に見ればプラスなことも多い
★★★
保険と自費どちらかで選択ができます。
★★★★
保険の入れ歯がコスト面では一番抑えることができます
治療期間/ 3か月~6か月(患者様の症状ごとにより治療回数は変動します) 2回-3回 6回前後(素材などにより入れ歯の仕上がりの治療期間が異なります)
注意点 •公的医療保険が適用されない自費診療範囲になりますす
•外科手術が必要になるため、患者様に体力的な負担がかかります
•段階的に治療を進めていくため、治療期間が長くなります
•術後に痛み・腫れ・出血・合併症を伴う可能性があります
•術後も定期的なメインテナンスをしないと、機能が落ちやすくなります
•一部の装置は公的医療保険が適用されない自費診療範囲になります
•ブリッジの土台を作るために、周囲の健康な歯を大きく削らなければならなくなります
•土台になる歯の虫歯リスクが高まります
•一部の装置は公的医療保険が適用されない自費診療範囲になります
•健康保険内の入れ歯の場合、ある程度厚みが出てしまい、違和感を覚える可能性があります
•長期の仕様で、たわんでしまう恐れがあり、修理などが必要な場合あります

骨が薄くインプラント治療ができないと言われた方へ

過去に歯科医院で「骨が薄い」ため、インプラントが難しいと診断されたことはございませんか?歯周病の重症化、および抜歯後に放置した期間の長さなどが要因で歯槽骨は失われていきます。そのような症例においても、当院では最新技術により骨の量を増やす治療をご提案可能です。

GBR

GBRは、骨の高さや厚みが不足している部分に対する治療方法です。治療したい部分に人工膜「メンブレン」を置き、自家骨や人工の骨補填材を追加することで骨を増やします。GBR法の特徴は、繊維芽細胞の侵入を防ぎ、骨芽細胞の増殖を促進することにあります。

料金
¥165,000
治療期間/回数
1回

診療前の注意点

  • 公的医療保険が適用されない自費診療範囲になります
  • 手術が終わってから1週間は腫れや痛みを伴う場合があります
  • 喫煙および糖尿尿などの疾患をお持ちの方は傷の治りが遅くなる傾向にあります

サイナスリフト

上顎の骨の高さが不足している際、特に骨の厚みが8mm未満の場合や、大量の骨を補う必要がある時に選択される治療です。基本的には小鼻の脇に位置する上顎洞の底部に骨補填材を注入し、骨を再生させます。治療期間が長くなりますが、確かな効果が期待できます。

料金
¥220,000
治療期間/回数
1回

診療前の注意点

  • 公的医療保険が適用されない自費診療範囲になります
  • 人工骨が安定するまでは半年以上時間がかるため、インプラントが完了するまでの治療期間は長くなります
  • インプラントとは別に外科手術が必要なため、患者様の身体に負担がかかります

ソケットリフト

サイナスリフトと似ていますが、骨の再生が必要な部分が比較的少ない場合に選択されます。特に、骨の厚みが8mm以上ある場合に有効です。またインプラントの埋入と同時に骨再生を行えるケースもあるため、治療時間は短くなります。治療の際に生じる傷口も小さいので、患者様の負担を軽減することができます。

料金
¥110,000
治療期間/回数
1回

診療前の注意点

  • 公的医療保険が適用されない自費診療範囲になります
  • 手術後に出血が続く場合があります
  • 手術後に腫れや痛みが出る場合があります
  • 挙上できる高さ・範囲には限りがあります

抜歯即時埋入法

時間をかけず、効率的にインプラント治療を希望する場合は抜歯即時埋入法が適しています。抜歯とインプラントの埋め込みを1回で終えられるため、歯の見た目を早期に回復しできるなどのメリットがあります。ただ患者様の症例によっては、治療が難しい可能性があるため、一度ご相談ください。

料金
¥429,000~(患者様の症状ごとにより変動します)
治療期間/回数
3か月~(患者様の症状ごとにより治療期間・回数は変動します)

診療前の注意点

  • 公的医療保険が適用されない自費診療範囲になります
  • インプラント手術を1回で行うため、感染症対策などを徹底的に行う必要があります
  • 抜歯即時埋入を行うには、十分な顎の骨の骨量や厚みなどが必要です

インプラント治療の流れ

  1. Flow01カウンセリング

    歯を失った際のお困りのことや歯科治療へのご要望など、ご納得いくまでご相談ください。

  2. Flow02精密検査

    最新のCTスキャンを使って、お口の中の環境や状態・噛み合わせについて検査し、患者様の希望に沿ったベストな治療法を判断します。CTの検査なしに正確で安全なインプラント治療は行えません。

  3. Flow03治療計画のご説明

    カウンセリングと精密検査の結果をもとに治療計画をたて、費用と併せて詳しく、ご納得いただけるまでご説明させていただきます。
    虫歯や歯周病は必要に応じて先に治療し、あごの骨の量が足りない患者様には、骨移植などを行うなど、お口の中の衛生状態を良くして、インプラント手術の準備をしっかり行います。

  4. Flow04一次手術(インプラントの埋め込み)

    歯を失った部分の顎の骨に、チタン製のインプラントを埋め込む手術を行ないます。痛みを感じることはほとんどなく、手術はおよそ1時間くらいで終わります。
    ※入れる本数や骨の状態によって手術時間は前後します。

  5. Flow05治癒期間(オッセオインテグレーション)

    インプラントを埋入したあと、歯茎で覆います。その後、インプラントが完全に骨と結合するのを待ち、しっかりと経過をみます。(個人差はありますが、通常2ヵ月~4ヵ月です。)
    この期間は仮の入れ歯を使用することもできます。

  6. Flow06二次手術(インプラントの支台設置)

    歯茎を開いて人工の歯を取り付けるための土台(アバットメント)を連結します。この状態で歯茎が治るまで1~6週間ほど待ちます。

  7. Flow07人工の歯を作製・装着

    歯茎が安定(通常2~3週間)したら型を採り、最終的な人工歯を作成してアバットメントに装着、固定します。

  8. Flow08メンテナンス

    適切なメンテナンスを定期的に行います。メンテナンスを怠ると、インプラントもインプラント周囲炎などになり、インプラントが抜け落ちてしまうことがあります。そうならないためにも毎日丁寧なケアを行ない、定期検診でプロフェッショナルケアを受けて、お口の健康を維持しましょう。

インプラントの症例

インプラント

before

after

症状他院でセットしたメタルボンドが取れた
年齢・性別48歳・男性
治療期間・回数約6ヶ月
治療方法インプラント(クレスタルアプローチ)+Zr上部構造
費用約70万
治療前の注意点抜歯時に上顎洞への侵襲に気を付ける

詳しく見る

インプラント治療の詳細

インプラント手術がお受けできない方

インプラント治療は、治療技術のめざましい発展により、従来では手術できなかった症状の方でも手術可能なケースが増えてきました。ですが、次に該当の方は安全上の理由によりインプラント治療を受けていただくことができません。

  • 血糖値のコントロールが悪い重度の糖尿病
  • 心不全を伴う重度の心臓病
  • 重度の肝疾患
  • 透析を受けるような重度の腎疾患
  • 重度の骨粗しょう症
  • ヘビースモーカーの方で定期健診に来ていただけない方

インプラントが出来るかどうか、ご自身で判断される前に、当まずはお気軽にご相談ください。

診療前の注意点について

治療年数や実績、所属学会また治療設備や院内の体制、メインテナンス体制など歯科治療にとって重要な90以上におよぶ審査項目によって、一定水準以上の歯科治療を遂行する能力を有する歯科医療機関をガイドデント認定歯科医療機関を通じた10年保証制度を設けています。
申し込み条件などについては別途ご説明いたしますので、スタッフまでお声がけください。

診療前の注意点について

  • 公的医療保険が適用されない自費診療範囲になります
  • 外科手術が必要になるため、患者様に体力的な負担がかかります
  • 段階的に治療を進めていくため、治療期間が長くなります
  • 術後に痛み・腫れ・出血・合併症を伴う可能性があります
  • 術後も定期的なメインテナンスをしないと、機能が落ちやすくなります

費用

費用 ¥429,000~(患者様の症状ごとにより変動します)

(税込)

治療期間・回数

3か月~6か月(患者様の症状ごとにより治療回数は変動します)

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