小児歯科

小児歯科でお子さまに
笑顔あふれる未来を

小児歯科

「子ども達の健やかな成長は、お口の健康から」を当クリニックは大切に考えています。
早期に虫歯をみつけ、できるだけ歯を削らず負担の少ない『予防治療』が重要です。また、虫歯を作らないブラッシングのアドバイスを、わかりやすく丁寧にご説明します。

歯科医院は何歳からいったらいいの?

乳歯がある程度生え始めて、生え揃うまでの1歳半〜3歳頃は、お子様が初めて歯科診療をスタートするうえで理想的な時期です。この時期に歯科医院という環境に慣れると、将来的に見て、歯の治療や予防がよりスムーズに進行します。小児歯科は、さまざまな自治体の健診とも連動しているので、積極的にご活用ください。

POINT!

小児期の予防の重要性とメリット

歯が生えてから1~2年は、虫歯にとてもなりやすく、乳歯から永久歯へ歯並びも完成していく大切な時期です。この時期はお口の健康管理がとても大切です。
子どもの虫歯予防は、虫歯を作らないこと以外に、大人になっても歯を失わないことと大きな関係があります。小児期に歯科医院へ通う習慣をつけておくとさまざまなメリットがあるのです。

子どもの頃から始める定期健診のメリット

  • 虫歯の早期発見と治療が可能
  • 必要最小限の治療ですむ
  • 「歯医者=怖い」の先入観を軽減できる
  • 歯列、咬み合わせのアドバイスを受けられる

3歳までのお口のケアで虫歯や歯周病リスクが決まる

「齲蝕がない3歳児は積極的な齲蝕予防管理を行わなくても、5歳になってう蝕を生じる可能性はおよそ5%(父臼歯部のわずかなう蝕程度)である。
齲蝕が1本でもある3歳児は5歳になるとおよそ半分で乳臼歯部で新たな齲蝕が生じ、さらに齲蝕端数は平均5本にまで増加した」とのデータがあります。
つまり3歳までに齲蝕を生じさせないことが重要と言えます。

怖くない小児歯科治療を目指して

「歯医者=怖い」というイメージを持っていらっしゃる大人の方が多いのは、子どもの頃に受けた歯の治療経験が、辛くて怖いものだったからだと考えられます。
当クリニックは、お子様がネガティブなイメージを少しでも抱かぬよう、『痛みの少ない治療』を行うことや、お子様が安心してお母さんやお父さんと過ごしていただけるよう『お子様連れ治療ブース』を設けるなど、最大限の努力をしています。

1歯周病検査

お子様にとっては慣れない環境に座るだけでも不安でしょう。
歯科医院や、痛みへの不安を解消できるよう、しっかりコミュニケーションをとりつつ、表面麻酔使うことで痛みを緩和し、歯科治療へ導入しやすくします。

2薬と併用しながら治療

治療によって削った歯を戻すことはできません。
そのため成長途中であるお子様にとってはドリルを歯を削ることが「最善」ではないケースもあります。例えばカリソルブなどを用いて、初期虫歯の箇所を溶かしながら治療であれば、ドリルを使わないので幼年期に歯科医院への不安を抱えないことにつながります。

3しっかりと1時間とった治療

大人の歯科治療とお子様の歯科治療で大きく異なる点は、治療途中でぐずったり、なにかトラブルがあると中断してしまう可能性があることです。
そのため、治療にしっかり1時間とって治療前後に余裕を持たせていますので、ご安心ください。

4小児歯科を担当する歯科医師

昔に比べると、子どもたちの虫歯に関するトラブルは減りつつあります。そのような状況において、小児歯科で求められているのは治療ではなく予防の考えです。
特に現代では、歯並びや咬み合わせに関する問題が増加しています。そこで当院では、成長段階ごとに生じるさまざまなリスクを総合的に診断し、適切な治療や予防をご提案するのが強みです。

周辺施設との連携

埼玉県立小児医療センターとの連携

当院は、埼玉県立小児医療センターと密接に連携しています。24時間体制で重篤な疾患をお持ちの患者様を受けいれているのが特徴です。そのため、特別な治療が必要だと判断した場合も迅速に紹介状をお書きします。ぜひ安心してどんなことでも当院にご相談ください。

埼玉県立小児医療センター

単独型子育て支援センターも利用可能です

当院の近くには、地域の子育て支援センターがあります。0~3歳未満のお子様を対象として、親子が安心して過ごせる場となっています。また、オンラインでの情報共有や相談などを行っているのも特徴です。土曜日・日曜日など週末も開館しているため、ご家庭の事情に合わせて利用することができます。

さいたま市HP

乳歯の時期からの虫歯予防が重要です

乳歯は、食事や会話をするだけでなく、永久歯が正しく生えてくるスペースを確保する役割も担っています。そのため、何らかの要因で乳歯を失ってしまうと、永久歯が正常に生え揃わない可能性があります。
特に乳歯のエナメル質は大人よりも薄いため、虫歯リスクが高いのも特徴です。だからこそ定期的に乳歯のケアを続けることは、初期の虫歯を早期発見・早期治療するうえで欠かせません。

POINT!

家庭内の感染にもご注意を

赤ちゃんのお口は、非常に清潔です。しかし、キスや口移し、食器の共有などで虫歯の感染リスクが高まります。お子様の口腔内の健康を守る上では、ご家族全員が正しいケアと予防を行うことが欠かせません。当院では、ご家庭での歯のケア方法や注意点をしっかりとお伝えそ、家庭での予防をサポートします。
「齲蝕がない3歳児は積極的な齲蝕予防管理を行わなくても、5歳になって齲蝕を生じる可能性はおよそ5%(乳臼歯部のわずかな齲蝕程度)である。逆に、齲蝕が1本でもある3歳児は5歳になるとおよそ半分で乳臼歯部で新たな齲蝕が生じ、さらに齲蝕歯数は平均5本にまで増加した」とのデータもあります。(Fukumoto S et al.2020)

小児歯科で行う虫歯予防

将来虫歯や歯周病にかからないためには、小児期に虫歯を作らず、細菌の少ない口腔環境を維持することが重要です。しかし、ご自宅でのセルフケアだけでは限界があります。そのため、日々のケアと歯科医院で行う予防処置を組み合わせるようにしましょう。

  • 歯磨き指導

    お子様の歯の生えかたや年齢に合わせて、適切な歯磨きの方法を優しくアドバイスいたします。乳歯が生え変わる時期においては、お家での仕上げ磨きは特に重要です。また乳歯と永久歯が混在する時期には、お子様が自分自身でブラッシング習慣を形作るためのサポートをいたします。

  • フッ素塗布

    フッ素塗布をすることで、お子様の歯を強くし、虫歯から守る効果が期待できます。特に新しく生えたばかりの歯には大変効果的です。定期的(3か月に1回)なフッ素塗布で、その効果を十分に引き出しましょう。また日常の歯磨きにもフッ素を取り入れることをお勧めします。

  • シーラント

    奥歯に存在している小さな溝は、食べカスが残りやすい場所です。特に生え始めたばかりの奥歯は、溝が深いため丁寧に歯磨きをしても、汚れを取り除けない可能性があります。そこで歯の溝にレジンと呼ばれるプラスチックを流し込み、汚れの蓄積を防ぐことが重要です。このような処置をシーラントと呼びます。痛みを感じることなく、効果的に虫歯のリスクを減らすことが可能です。

小児矯正について

小児矯正は、歯の成長やお口の周りの筋肉、さらには呼吸なども考慮に入れた治療法です。特に乳歯から永久歯に生え替わる混合歯列期に治療を始めれば、筋肉や骨の成長を利用しながら、永久歯の生えるスペースを確保できるため、お子様の感じる負担は最小限です。最初は小さな歯並びの悩みでも、成長と共に大きな問題に発展することも考えられます。ぜひ気になることがあれば、当院まで早めのご相談をお待ちしております。

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